杣口通信[里山便り②]


1994年創設、山梨県山梨市牧丘町杣口字青山の最奥に立つ小さな山小屋「杣口山の家」から季節の便りをお届けします。山小屋といっても一般営業はいたしておりませんのであしからず。
by somaguchi2
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4月を迎えた杣口

 3月末日の春の嵐から一転、4月の初日は快晴で気温も上昇、
 気持ちのいい春風が吹き渡りました。
 それでも早朝には薄氷も張るような標高880メートルの春です。
 今年に入って2度目の滞在。2月のときには室内の水洗タンク内や便器の溜め水まで凍り付いていて、びっくり。とりわけ厳しい冬であったようですが、壊れた箇所もなくなんとか無事に山の小屋も春を迎えることができました。下の盆地ではちょうどスモモの花が咲き出したところでしたが、杣口の溪ではこれから本格的な春を迎える準備が始まったばかり、といったところでしょうか。

 芽吹き直前のヤマモミジ。
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 まだまだ雪がたっぷりの富士。
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 快晴の青空を何処へ行く飛行機か。
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 眼下の盆地もまもなく桃の花でピンクの絨毯が敷かれたようになるだろう。
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 さてこんなふうに4月の杣口は明けました。
 盆地の桃、近在の枝垂れ桜はじめ見所たくさん、山菜採りも楽しめる甲斐の国の山里の春を、みなさん堪能しにおいでください。週末を中心に、ゴールデンウィークには誰かしら滞在していますので、日程を合わせてどうぞ。それでは杣口でお会いしましょう。
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# by somaguchi2 | 2012-04-02 08:41

謹賀新年2012

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 今年2012年もみなさまに心の平安と、世界の安寧が訪れますように。

 富士山に次ぐ甲斐の名山、北岳からのメッセージをお届けします。

 今年も杣口で山暮らしを楽しみましょう。
 

 2012年元旦
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# by somaguchi2 | 2012-01-01 04:00

忘年もちつき会、無事終了〜

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 かねてご案内していた山の家「忘年もちつき会」は12月第二週末、皆既月食の観察会もはさんでにぎやかに終了しました。欠けはじめのころの月はなんとか撮影できたものの、皆既の赤い月は酔いも増したところへ遅いシャッター速度、三脚なんてなくたってよ〜などと酔っぱらってうそぶいても無理は道理、ブレブレでご覧いただけません。
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 秋に拾っておいたサワグルミを割って実を取り出したり、もち米を洗って水に浸したりなどの翌日の準備とともに、いつものように賑やかに忘年の宴は夜更けまで続き、ひとり、ふたりと討ち死にしていったとさ。
 翌朝も快晴、夜明けの富士はひときわ白銀の輝きを増していましたね。
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 さて、もちつきの様子はというと。
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 10キロほどのもち米は、毎年末欠かすことなくすでに18回目、手慣れたもので(笑?)ほどなくつきあがり、朝飯がわりにいただいて、残りは丸もちにしてみなさんのお土産に。いつものように不要品を持ち寄ったヤッホー・オークションも終えてめいめい散会。これにて山の家の2011年行事はすべて終了、ご協力いただいたみなさんありがとうございました。山の家は来春までしばし冬眠であります。それではみなさん、よい年をお迎えください。

 最後に、甲府盆地からの南アルプスパノラマ大展望をご覧いただきましょう。12月10日、ルバイヤートワインの丸藤酒造前の駐車場で撮影した10枚の写真を合成して作成したもの。白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)を中心に右手の甲斐駒ケ岳、左手に塩見岳までの大展望。クリックして5倍のサイズでご覧あれ。
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# by somaguchi2 | 2011-12-17 10:02

11月第三週末の杣口と「忘年もちつき会」のお知らせ

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 あいにくの雨は土曜いちにち降り続いたものの、予報より回復は半日ほど早く、日曜午前も早い時間にガスは晴れてきた。鮮やかさにはいくぶん欠けるが、ちょうどいい具合の黄葉がガスの間から見えてくる。酒ばかり呑んで無聊をかこっていた面々は、それっとばかりに標高1700メートルの乙女高原まで繰り出して名残りの紅葉をバックに山の音楽会をしているところへ、柿をもぎに来いという電話が入る。
 前夜、旧知のこいのぼり農園に甲州百目を20個ばかり欲しいと頼んだところが、柿畑でもげるからすぐ来いという話だ。急いで山をおりて畑に向かう。さらに雲はみるみる消えて、気温も上昇、快晴の晩秋の山里がひろがる。
 脚立にまたがり、高枝切り鋏でひとつひとつ収穫するのはなかなかきつい作業だね。この三人のうちプロは誰?
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 ときにこんな珍妙な実もできるようだ。何に見える?
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 盆地では柿干しの真っ最中。
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 そんなこんなで11月第三週末の杣口は暮れていったとさ。

 年末恒例の「忘年もちつき会」のお知らせもしておきましょう。
 「杣口山の家」2011年イベントの掉尾を飾る「忘年もちつき会」を12月第2週末におこないます。例年どおり土曜晩はちょっと早い忘年会で鳴り物入りで飲み明かし、翌日曜は朝一番からもちつき。山の家創設以来途切れることなくもう17回を数えます。こんな予定です。
○12月10日(土)
お昼ごろから夕刻にかけて、山の家に直接おいでください。夕食はいつもどおり賑やかに忘年会を兼ねます。
○12月11日(日)
朝から手分けして準備をはじめ、臼と杵でもちつきを行います。つきたてのもちでブランチ、ヤッホー・オークションなど。もちつきは午前8時ころには開始するので、もちつきをしたい方はどうぞ前夜からおいでください。もちろん当日でもOKですよ。つきあげた残りのもちはお土産に。
 参加ご希望の方は早めにご連絡を。
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# by somaguchi2 | 2011-11-21 22:12

今週末(10月第一週末)キノコ祭りです

 ぐぐっと冷え込んで、というほどではないものの、東京は朝晩めっきり涼しくなりました。
 ふたつの台風で残暑がぶり返したりで、山の様子はちょっと変。
 先週の奥多摩では、いつもの年なら重くなる籠も軽いまま下山とあいなり、なにか異変でも起こりやしないかと心配もされますが、さて今週末、甲斐の国杣口周辺の森はどんな顔を見せてくれるでしょうか。どうぞみなさん、ご用とお急ぎでない方は遊びにおいで下さい。週末の晩は標高880メートルの山小屋で、収穫したキノコでも肴に歯に滲みとおる白玉でも呑みほしましょう。
 森に分け入り野生キノコの採取をしたい方は、できれば1日土曜朝においでください。一杯やりたいだけという方は遅くてもかまいません。翌日曜午前は山の実の採集をしましょうか。山葡萄がたわわに色付いているはずです。
 2週間前の周辺のキノコを紹介しておきましょう(前ポストと同じ画像あり)。

サクラシメジ
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ウラベニホテイシメジ
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ウスヒラタケ
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クリタケ
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ハナビタニカワタケ
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チャワンタケの仲間(不食)
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イグチの仲間(食?、携帯と比較してみて)
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 ざっとまあこんなのが収穫できましたが、、、、、
 それではみなさん、週末は杣口でお会いしましょう。
 こんな富士山(初冠雪前)もお待ちしておりますよ。
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# by somaguchi2 | 2011-09-28 10:01

9月第二週末の杣口

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9月11日朝の富士山。
まだ夏富士の面影だが、頂上ではすでに氷点下の気温を記録している。
森のキノコは、
サクラシメジ
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ウラベニホテイシメジ
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フジウスタケ(不食)
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シロオニタケ(不食)
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ツエタケ
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木の実はサルナシ
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いよいよ秋本番の杣口です。
みなさん遊びにおいで〜。
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# by somaguchi2 | 2011-09-14 22:48

8月お盆の杣口

 酷暑が続いている下界ですが、標高880メートルの杣口は過ごしやすい。
 日差しは同じで、日が出ていればじりじりと照りつけるが、朝晩は涼しく、早朝は肌寒さも覚えるほど。
 そんなお盆の杣口のいつもと変わらぬ朝飯風景。
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 裏山では夏のキノコに続いて、秋のキノコも出始めてきた。
 サクラシメジをこのお盆の時期に見たのははじめてのこと。出たばかりのアカヤマドリがころころして、かわいいでしょう。シロホウキタケもチチタケも、まだ数は少ないけれど、本気になって森に入ればたくさんありそう。この調子なら、今年の秋は期待できそうだ。
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 ヤマブドウも、サルナシも、マタタビも、どこもたわわに実がついている。こちらも楽しみだ。
 収穫のときにはどうぞおいでください。
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# by somaguchi2 | 2011-08-16 11:21

7月第4週末の杣口

 夏の初めの恒例、水道用タンク清掃。
 われわれを含む都合6戸の家で使用している簡易水道用の4トン水槽は、広域水道用の沢水の取り入れ口すぐから分岐して分けてもらっているため、どうしても砂泥が多い。週に一度、バイパスから流してもらうことを在住の方に欠かさずやっていただいているが、それでも沈殿して水槽の底に溜まったり、壁面に水垢が付着するのが避けられない。そこで年に一度、タンク内の水を全部抜いて内部の掃除をするのが梅雨が明けたころの恒例行事となっている。
 今年も7月第4週末に、みなさん寄り合って清掃をおこなった。下の写真は清掃が終わって再び水を溜めて半分くらいになったあたりで、満タンになったときに自動的に注水がストップするフローター装置を取り付けたところ。普通のトイレのタンクと変わりない装置だが、再取り付けのさいに取り付け方を毎回間違えてしまうので、備忘のために写真を載せておこう。
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 掃除が終わればいつものとおり、夜は遅くまで呑んで騒いで、花火も。
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 昼にはスイカにかぶりつき。
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 キノコを探しに森に分け入り。
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 ヤマブドウの稔り具合を探索に出かけたり。
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 ときはあっという間に過ぎ去るのでありますね。
 お盆のころ(11〜15日)には誰かが滞在しているので、遊びにこられる方はご連絡を。
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# by somaguchi2 | 2011-08-01 10:48

7月に入った杣口

 先週に引き続き、草刈りを。
 まだやり残している場所もあるが、とりあえず一段落。
 夏の間にもう一度しっかりやらなければならないが。

 乙女高原への林道ではウツギ(卯木)がまだ盛り。
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 キイチゴがたくさん。
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 タケノコも出始め。
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 今年もサルナシの稔りはよさそうだ。
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 グミも色付く。
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 サワグルミは花からあっという間にこんな実に。
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 夏の杣口へ、どうぞ遊びにおいでませ。
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# by somaguchi2 | 2011-07-06 09:34

6月最週末の杣口 夏富士あらわる

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 梅雨空の雲が切れて富士が姿をあらわしました。
 雪は溪筋に残っているだけ、すっかり夏の装いに衣替えですね。
 半日かけて丈高く伸びて草の海になった小屋の周囲の草刈りを。
 貯水タンク周りは Y さんがすでに片付けてくれていたが、
 下の段はまだほとんど手つかずのまま。
 ビフォアの写真がないのは撮り忘れたせいだが、
 そういえばいつも撮ったことがない。
 それでもなんとかすっきりしたかな。
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 盆地ではサクランボは盛期をやや過ぎた。
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 モモはぐんぐん太っている最中なり。
 ブドウの花は終わって、玉らしく稔りつつあり。
 そんな6月も終わりかけの杣口でした。

 昨年9月の終わりに皮むきしたヒノキ。1年ほどで生木に比べて重量2割ほどになるらしい。枝葉はすっかり枯れ色になった。そのうち葉っぱが落ちるだろうから、そしたら伐り倒そう。
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# by somaguchi2 | 2011-06-27 08:15